死んだらどうなるか、自分で決めよう⑦ ~どんでん返し編~

前投稿では、ついに「賭け」にすがりついてしまったわけですが、やはり「賭け」も死から目をそらすことにすぎない(が、しかし、ベストな解決方法である)のではないか。

そこで、窮鼠猫を噛むではないですが、どんでん返しを考えてみることに。


その1:時間を止める?

相対論では物質の運動速度は光速を超えられず、光速に近づくほど時間の経過が遅くなり光速では時間が止まるとされています。一方、現在の天体物理学での観測では、遠くの天体ほど速く観測者(地球)から遠ざかっています(ハッブルの法則)が、遠ざかる速度が光速に達するところではどうなっているのか。またブラックホールでは、ある一定の半径以内では、重力が強すぎて光さえも外部に出られない(のでブラックホールと呼ばれる?)とのことです。

これら限界点では、(もちろん観測する我々から見て)時間が止まっているのでしょう(か?)。これを逆側(観測される側)から見ると、観測者(私)の時間は止まって見える(のか?)。


その2:時間は実在しない?

以前、本投稿で時間の計測の話を書きましたが、そこでは、時間の計測は今も昔も周期運動するもの(天体や、原子の振動etc.)に基いているが、それがそもそも周期運動する(している)かどうかは人間の判断によっている、したがって本当の?時間(の経過)は測れていない、と。

別に、時間が実在しないということに結びつくわけではありませんが、時間(の経過)そのものを全く掴めていない?


その3:脳を人工物で置き換える

東京大学の渡辺正峰氏が取り組んでいる、脳の物理的・科学的メカニズム(ニューロンの結合や連動)を人工物で置き換えていってもその機能(意識)が維持できるか、というものです。右脳と左脳が独立に機能していることに着目し、片方の脳を少しずつ人工物で置き換えていき、意識が継続するかを確認。すごいのは、最終的に氏のご自分の脳にこれを施して確かめる?とのこと。従来のように対象物(実験動物など)にこの操作を施して観察する方法では絶対に意識の状態はわかりませんが、自分が実験台になることで「直に」確かめられる。20年後を目途にしているそうです。これが完成すると、その人工物を更新し続けることで永遠の生命が得られる?


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