スローモーション

本格的オーディオシステム購入当初、シンバルやピアノのこんなに繊細な音まで再現できるのかと感動を覚えて聴いた記憶が鮮明な、中森明菜のベスト盤「メモワール」から。もちろん彼女の唄うmy  best  favoriteです。後日、同アルバムをまたCDで揃えました。

1982年、作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお。作譜は、嬰ヘ短調、BPM130、ピアノ、ベース、ドラムスの編成で。


かなり前に作譜(にとりかかっていた)。見てみると、ベースパートはほとんど空白~作譜初期はピアノとドラムスだけを設定し、ベース(パートの空五線譜)を後から追加したものが多く、作業が追いついていない。ということで、急遽(2日間ほどで)入譜する。さらに、曲の特徴であるスタッカート的な切れ味の良いピアノ伴奏部分を、オリジナルを尊重し2オクターブ上げて書き直す。

で、短い間奏部まで終わりました。

音が少ない中で、のびやかなボーカルの高音、分かりやすい?ベース(の音程)、切れのいいピアノ等、やはり素晴らしいです。特に、タッタッタッタというピアノの感じは、歌詞に出てくる、ステップを刻んで砂浜を歩くところを表現している(ような)。

favorな箇所というと‥‥やはり切れの良いピアノ伴奏。‥‥だけでは芸がないので、コードを特定してみると、第2主題の後半、Bm→Adim→C♯の展開がbest  favorです。このC♯、第1主題でも、またサビでも、いいところに登場してマイナーコードが多い中できらりとアクセントに。

でも、やはりタッタッタッタ‥‥のピアノが。因みに、作譜ソフトにスタッカート記号があって、再生してみると実際に音を切っています(が、面倒なので8分音符+8分休符でサクッと)。


C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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