SHINE A LITTLE LOVE
1979年、作詞・作曲:JEFF LYNNE、アーティストは、ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA。手元収録CDは、「DISCOVERY」。作譜は、ホ短調、BPM136、ピアノ、e-ベース、ドラムスに加え、stringsの編成で。
ELOでは「TIME」とともにmy favorite の双璧を成す曲。ずいぶん後回しになりましたが、それは少し曲調が掴み難く作譜も難しそうという理由で。事実、主調が長調(ト長調)なのか短調(ホ短調)なのかわからず、第1主題が短調(的)で始まるのでこちらに決定!?
しかし、作譜してみて、いや本当に素晴らしいと実感。わずかなコードで明るくも暗くもなく、その微妙なところを実に軽快に駆け抜ける。
イントロは、
G C/G|C#dim/G Cm/G|×4
このコード進行が絶妙(特にC#dim)で、my second favorに。この後何回もでてきます。実は、イントロの前に、音階にしにくい音?が入っているのですが、あまりに難しく省略。
第1主題は、
Em Em/D|Em/C|×3
コードEmだけを使った、明るくも暗くもない淡々とした進行。だが、これが味わい深い。
第2主題は、
C|C#dim|G/D|Dsus4|
一転、e-ギターのアルペジオが唸り(作譜ではe-ベースで)、やはりC#dimが効果的。my third favor に( best favor はまだです)。
サビは、
Bm7|Am7|×3
これも明暗の中間的、だが味わい深い箇所。例によって、サビには厳しい!?
さて、コーダというか第3主題があります。いよいよです?
Em|B/D#|Bm/D|Bm/D A/C#|Am/C|G/B|Gdim/B♭|Am7|A7sus4|
素晴しい! これ、E→D#→D→C#→C→B→B♭→Aという長い長い階段下降を土台にして巧みにメロディーを乗せ、最後にコーラスが感嘆の声?を上げます。ついに my best favor が。
ELOといえば、ROCKと弦楽器の巧みな融合ということで、この曲もイントロから存分に聴けますが、my best の箇所も堪能できます。かといって、「TIME」も落とせず、やはり優劣はつけられませんね。
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