欧州行備忘録③(2003.12.30~2004.1.6)
表題第3回目は、年末年始に本場で第九を聴き、近隣国巡りはチェコ・プラハへ。
12/30 関空 → WIEN
19:30~ WIENER RINRENSEMBLE@MUSIKVEREIN BRAHMS SAAL (泊)(多分)AM SCHUBERTRING
12/31 (WIEN滞在)
19:00~ L.v.BEETHOVEN Symphony#9@KONZERTHAUS GROSSER SAAL
22:30~ Silvestergala@KONZERTHAUS GROSSER SAAL (泊)同上
1/1 (WIEN滞在) (泊)同上
1/2 WIEN 650→(ANTONIN DVORAK)→1123 PRAHA
20:00~ DON GIOVANNI@STAVOVSKE DIVADRO (泊)ESPLANADE
1/3 (PRAHA滞在)
19:00~ THE MAGIC FLUTE@STATNI OPERA PRAHA (泊)同上
1/4 PRAHA → WIEN
16:00~ DIE FLEDERMAUS@WIENER STAATSOPER (泊)(多分)AM SCHUBERTRING
1/5 WIEN→
1/6 →関空
今回は大晦日に第九とジルベスターコンサートを。ジルベスターの方はショー形式なので言葉がわからないため音楽部分しか楽しめませんでした。もちろんこれらは別のプログラムなので、第九終了後一旦ホールから出て、軽食コーナーでサンドイッチなどをつまみながら待っていた(と思います)。それにしても、今回もそうですが、夜にコンサートのある日は、開演前や休憩時間にサンドイッチやクラッカーの上に惣菜?を載せたもので済ませる場合がほとんど。また、昼間でも、レストランの敷居が高いことや、そもそも観光や移動に忙しく食事時間があまり取れないため、たいてい街頭にあるテイクアウトのソーセージ(パンも付いていて1食分には十分)の昼食が多いです。よって、一番豪華なのは宿泊ホテルの朝食ということに。
年明けは、日本の元旦のような静まり返った雰囲気は全くなし。
そして、いよいよ東欧圏入りですが、国境を超えてチェコに入ると、目に入る風景というか建物が全くみすぼらしくなり、首都のプラハだけは観光都市ということもあって綺麗な街並みでした。通貨はコルナに、財布の中がややこしく。
プラハは、MOZARTの交響曲38番(これがMOZARTのシンフォニーの中で私的にはBEST)にその名前が冠され、またオペラ・ドンジョヴァンニの初演の地であり、また、映画アマデウス(これも私的には映画の中ではBEST)のロケ地ということも、来訪した理由です。もちろん夜はオペラを2つ、ドンジョヴァンニ(これは初演の劇場にて)と魔笛を観ました。そして、日中も忙しく、アマデウスが撮影された旧市街地を歩き回り、カレル橋を渡りプラハ城、また市電に乗ってモーツァルト博物館(ここのトイレの男女マークがややこしく、モーツァルト(の影)がMENなのですが、鬘を付けているので女性のように見え、どっちなのか悩んでいると反対側から女性が出てきて事態を了解しました)。驚いたのは、レストランの屋外のテラスで(気温は氷点下5℃!)、みんなビールやワインを飲んでいる! ただ、プラハ城ではさすがにホットワインが人気でしたが。
寒空の下の歩き回りが影響したのか、プラハのホテルやウィーンに戻る列車も寒かったのか、完全に風邪を引いてしまいました。戻った日の夕方、STAATSOPERでの「こうもり」は何とか行ったのですが(これも言葉がわからないので、周囲の観客が笑っている場面でも、はああ~?状態)、翌日は朝から大雪で日本に帰る飛行機も除雪作業で遅れ、次第に症状が重くなる中ほうほうの呈で帰国しました(飛行機の中は減圧と乾燥で風邪には最悪の環境)。
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