HONESTY
BILLY JOEL続きます。
まず、収録されているアルバムのジャケット(もちろん紙です)が素晴らしい。52ND STREETというシンプルなタイトルと、ニューヨークの街角に立つBILLYのシンプルな写真。これ以上何を望むのか、というお手本!
作詞作曲は本人。ピアノ譜は変ロ長調、BPM不詳、まあゆっくり弾いてます。とにかく何といっても、速くないのがいちばん助かります。
印象的な出だし&endingを弾きたくて猛練習(遅いのでそういうほどでも)。特にendingの重厚、壮麗な和音の響き、素晴らしい。
ここのコード、B♭→B♭/A♭→G♭maj7→F7→E♭mmaj7→B♭/F→F7→B♭と、この世のものとは思えない天上の響き。E♭mmaj7なんて思い付くのか! 最後は分散和音を含むB♭の静かな完璧な締め括り! ‥‥ピンポイントFAVORITEは最後の最後にやって来ます。
それに中間部のサビの盛り上がりもgood。
歌詞についてはノーコメントですが、やはりどうしても切々と唄うように弾いてしまいます。
なお、左手は4箇所を押す和音が頻出するので、一度運指の記憶が混乱するとなかなかもとに戻れません。それこそ、弾く時の座る位置が数センチずれただけで思い出せなくなる。この事情はこの曲に限りませんが、多分、頭ではなく体全体で覚えているので、体の各部と鍵盤の位置関係が少しでもずれると再生不可になるのでは。
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