夢先案内人

MUSICカテゴリーが少し間が空いたのは、(是非)投稿予定の曲が一区切りついたためですが、やはりまだ残っている曲もupしてしまおうと。これを含め邦楽4曲予定。


1977年、作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、唄:山口百恵。手元CDは、「GOLDEN☆BEST 山口百恵 PLAYBACK MOMOE PART2」。作譜は、変ロ長調、BPM128、ピアノ、e-ベース、ドラムスに加え、stringsを。掲載市販譜も複数ありました。

最初、イントロから甘い響きで登場するe-ギターを、件の特別ゲスト楽器としようかと思ったのですが、やはり全体を包み込む弦の響きは必要かなと。


イントロは、

B♭|B♭|B♭|E♭ F7|

B♭|B♭|Dm|Dm|Cm|Cm|F7|F7|

ここはやはりe-ギターの響きが捨てがたいところ。この後の主題中もe-ギターが印象的です。

第1主題は、

B♭|B♭|Cm7|Cm7|Dm|Cm7|D7|F7|

B♭|B♭|Cm7|Cm7|Dm|Cm7|D7|Cm|Dm|Gm Dm|Gm|

ゆったりほんわかしたメロディー。しかし意外にマイナーコードが多い。なお、D7は主調の3度上、my  favor パターンです。

第2主題は

Cm7|Cm7|B♭|B♭|Cm7|Cm7|Dm|Gm|E♭|B♭|F7|E♭m6|B♭|

ゆったりほんわか、続きます。9小節目のE♭、主題中はじめてドファラが登場、ここで曲の幸福感が頂点に。そして、12小節目のE♭m6、ここがmy  best  favor です。幸福の頂点の後の(ほぼ)マイナーコード、なんとも味わい深い。ここは最初E♭mにしていましたが、市販譜に従いシックスコードへ。単なるマイナー?ではなく、一層複雑な味わいへ。さらに広く9~12小節の展開もまとめてfavorにしても可。

間奏が入ります。

Cm7|Cm7|Dm|Gm Dm D♭m Cm7|Cm7|Cm7|F7|Fsus4/B♭|

4小節目、D→D♭→Cの超ミニ階段下降、いいですね。


余談ですが、第2主題の5小節目以降、

♩毛足の長いショールに頬を埋めてもちょっぴり寒い夜明け前です♩

という別の歌詞があることを聞きましたが、探しても出てきません。何だったのかな、と。

また、(女性ボーカルである以外本稿とは)あまり関係ない話ですが、先日(と言っても本稿を書き始める前夜)、某テレビ番組で過去54年間の邦楽女性ボーカル曲でよく売れた曲ベスト100(を唄っているアーティスト)の発表があり(販売CD枚数、配信数などで集計)、数多のビッグネームを抑えトップに輝いたのは、YOASOBI(ボーカルが女性)とのこと。時代についていけない小生、グループ名だけは聞いたことがありますが、その曲(曲名失念)は初めて聴きました。最近の曲だけに、CD発売はなくすべてネット配信、全世界的に継続的に売れているそうです。このご時世、そりゃそうだなあ、と。

0コメント

  • 1000 / 1000