亜麻色の髪の乙女

ぐっと古の曲を。

1968年、作詞:橋本淳、作曲:すぎやまこういち。オリジナルアーティストは、THE  VILLAGE  SINGERSですが、作譜は、島谷ひとみがカバーしているものとをミックスしました!? 前者は古の歌謡曲そのもののゆったり、のんびり。後者はチャカチャカと少し落ち着きのないリズムセクション? 帯に短く襷に長し。なので、その2つでもしっくりこない?箇所は、勝手にコードを変えたり音符を追加したりという、初めての試みも取り入れ。手元収録CDは、「THE  VILLAGE  SINGERS  GOLDEN☆BEST」と「Delicious! The  Best  of  Hitomi  Shimatani」。  

作譜は、ニ長調(偶然なのか2音源とも同じ主調)、BPM113(島谷ひとみを採用)、ピアノ、e-ベース、ドラムス、stringsの編成で。上述の2音源のおおまかな割り振りは、ボーカルは島谷(作譜はピアノ右手)、コーラスは両方から(VILLAGEは一応男性コーラスグループです。作譜はピアノ右手第2レイヤー)、e-ベースはVILLAGEから、ドラムスは島谷から(ただ、VILLAGEのドラムスのリズムを、音符はベースをなぞって作譜のピアノ左手で再現という細かい芸を)、stringsはVILLAGE、島谷のほか勝手に追加。なお、手元の市販譜にも掲載があり、参考に。


イントロは、VILLAGEのゆったりとしたものを採用。

D A7|G E/G♯|D B7/D♯|Em A7|

主題は、

D|A7/C♯|Bm|F♯m|G Gm6|D B7|E7|A7|

D|A7/C♯|Bm|F♯m|G Gm6|D F♯m|Em A7|D|

14小節目のF♯mですが、VILLAGEではD?、島谷ではB7となって(聴こえて)いるところ、ここはこれ、ミソシの哀愁でしょうと、自信をもって変えました!!

なお、G→Gm6は、my  best  favor です。G(ドファラ)の「明」が突如哀愁を帯びる! また、それに続くB7→E7も、主調3度下&ドッペルドミナントと、my  favor の壺を押さえています。この5~8小節(繰り返しも)、まとめてgood。

なお、1~3小節目はD→C♯→Bとfavor・階段下降が。それを言うなら、1~4小節(繰り返しも)もくっつけて、もう主題すべてが素晴らしい!?

サビは、

G|G|F♯m|F♯m|Em|Em|E7|A7|

サビに厳しい本投稿。主題には劣るか。でも、G→G→F♯→F♯→E→Eと、段差の緩いfavor・階段下降があります。


というわけで、この短い曲にはfavorが濃縮されていること改めて発見。恐るべし昭和歌謡!











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語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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