TOP OF THE WORLD ~再び~

「再び」シリーズ続きます。1972年作、CARPENTERSでは my  best  favorite。新たに作譜しました。気に入っているoriginal  version(当初投稿文~下記******以下参照)の再現を目指し、耳コピーに手元の市販ピアノ譜を参考に。変ロ長調、2分音符=92、編成は、ピアノ、e-ベース、ドラムス、strings。イントロをoriginal音源に依ったほかは、single  mix版をメインにしてoriginal版の特徴的飾り音も採用。といっても、コーラスやstringsは同じなので、そんなに違いはありません。なお、手元CDは、「CARPENTERS  GOLD  GREATEST  HITS」、これはsingle  mix版を収納。


イントロは、

F7 E♭/G F7/A|B♭|B♭|E♭|E♭|B♭|F7|B♭|B♭ F|

B♭ E♭|B♭ E♭|B♭ E♭|B♭ F Gm F/A|

original版、single  mix版とも同じです。(違ったら別の曲になるのでは)

今回の作譜以前に、ピアノ譜をoriginalバージョンに変更したものを自作していたのですが、6小節目を間違えてコードFとして作譜していたことに気付く。なんとも。

第1主題は、

B♭|F E♭|B♭|B♭|Dm|Cm7 F7|B♭|B♭ Cm7 B♭/D|

第2主題は、

E♭|F|Dm7|Gsus4 G|Cm7|Cm7-5|Fsus4|F Gm F/A|

この2つの主題をもう一度繰り返すのですが、その繰り返しで第1主題の4小節目が

|B♭|→|B♭ Cm|に、6小節目が|Cm7 F7|→|Cm7 E♭/F|に、8小節目が

|B♭ Cm7 B♭/D|→|B♭ Cm B♭/D|に変更、また、第2主題の4小節目が|Gsus4 G|→|G7|に変更され、ハーモニーの微妙で僅かな差が味わいを増す。

そして、サビは、

B♭|B♭|E♭|E♭ B♭7/D Cm7|B♭|Cm7 E♭/F|B♭|B♭ Cm7 B♭/D|

E♭|F|B♭|E♭ B♭7/D Cm7|B♭|Cm F|B♭|B♭ F|

ここ、ピアノ右手は3音同時打鍵の連続の難所なのですが、女声コーラスも2声のようでボーカルと併せて3声。なるほど、重層的な響き!


ともかく完璧なメロディーラインとハーモニー。あまりに素晴らし過ぎてこの世のものとも思えません。そしてKARENは‥‥(と、同じことを前投稿にも記載)。

なお、前投稿で指摘したfavorite 箇所ですが、今回の作譜では、第1主題後半~第2主題まで少し広げたいと。(相変わらずサビには厳しく!)

また、前投稿中、歌詞部分が「‥‥‥」になっているのは諸事情考慮で。


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またまた古い曲、CARPENTERSです。KAREN CARPENTERの、どこまでも伸びやかな響きのボーカル。しかし、この世のものではないような不思議な印象をも与え、それを裏付けるかのように、彼女は若くして世を去ってしまいました。

曲は、RICHARD CARPENTERとJOHN BETTISの作。ピアノ譜は、変ロ長調、2分音符=92。ということはBPM184? 

ともあれ、そのメロディーの展開は流麗、初めて聴いたときからもう完璧の一言。特にfavoriteの箇所は、歌詞で言うと「‥‥‥‥」、コードはDm→Cm7→F7→B♭のところ、ピンポイントではCm7です。もうひとつ、これがbest favoriteになりますが、歌詞で言うと「‥‥ ‥‥」の箇所、コードはE♭→F→Dm7→Gsus4→Gと展開、この中のGsus4、絶妙です。主題のメロディーほとんど全部か、と言われそうですが‥‥。

なお、ピアノ譜は、Single Mixとなっていて、イントロ部分や、主題の装飾的メロディー? などがoriginal versionと異なっているそうですが、確かに、大昔リアルタイムで聴いたときのイントロはもっとシンプルな感じでした。よって、またイントロ部を(昔の)耳コピーに直したものに変えて、前回の投稿の「時代」のように、市販のピアノ譜とのハイブリッド版にしました。このオリジナルイントロは気に入っていますので、頑張って自演できるように練習しました。(何でも調べられるこのご時世、早速検索すると、オリジナルバージョンが見つかり、懐かしいあのイントロが蘇る!)             

                           (2015年12月24日 投稿)

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