「俺たちの勲章」のテーマ

さてこれから、懐かしのテレビドラマのテーマ曲を3本。まずはこれ。

1975年、作曲:吉田拓郎、編曲:チト河内、手元収録CDは「俺たちの勲章  MUSIC  FILE」。作譜は、本投稿のためサクッと、ハ長調、BPM74、ピアノ、ベース、ドラムスに加え、やはり主旋律を担当するe-ギターを。この結果、いつもは主役のピアノの出番がなくなり、イントロや飾りの音などで、曲中のアコースティックギターをも担当してもらいました。が、結構良い仕上がりに(ピアノパートでは一番短い64分音符まで登場、曲の雰囲気は出てます)。

イントロは、C|F G7|C6|F G7|C|

タンタタタタ|タン とオクターブ上昇で始まる、実曲のピアノとアコースティックギターの掛け合いをピアノパートの左右の手に割り振り、上記64分音符や32分音符を駆使。最後、主題に繋がる、ラから9度下のソまでのタンタンタタタン(2拍分)、作譜で再現したかったところ、これを含め素晴らしいイントロです。

第1主題は、

C Am|Em F|C Dm|Fm C|C|×2

4小節目のFmですが、Fかなあ。でも個人的にはFmの響きを独断的に?採ります。5小節目は4分の2拍子で、前投稿の「I  NEED  TO  BE  IN  LOVE」にもあった、次への準備・タメのような。ここも作譜したかったフレーズ。

第2主題は、

Dm Em|Dm Em|F G|C|

暗めの2小節から明るく変わり、またあのタンタンタタ|タンを経てサビへ。

サビは、

C|Dm|F|C|

C|Dm|Fm|C|

ゆったりと荘厳なパート。ここでのe-ギターの動き、何ともgood。曲の終わりの方で何回か再現される中で、16分音符ドから7度下の16分音符レへ急激に落ちる旋律があり、そこをmy  best  favorとします(何とも細かい!)。あのタンタンタタタンや、タンタタタ|タンも含め超切れ端的なところに心動かされます。

なお、ここのFとFm、これも個人的な独断で。

しかしこの曲で何故か思い起こされるのは、水谷豊扮する若い殺し屋と刑事役の松田優作が、2隻のモーターボートですれ違いざまナイフと拳銃で決闘、最後は撃たれた水谷が同乗している雇い主とともに自害するラストシーンです。(次投稿はその水谷豊出演のあの番組です!)


C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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