I NEED TO BE IN LOVE
CARPENTERSのこの曲も、最近my favorとなったもの(なので、急遽投稿!?)。慣れ親しんだアナログレコードのベスト盤には入っていなかったものの、その後購入した下記CDにはちゃんと入っていました(が、ずっと印象に残らず!?)。
1976年、RICHARD CARPENTER, JOHN BETTIS, ALBERT HAMMOND の作。手元収録CDは「Difinite Collection」。
イ長調、BPM74、(当初)ピアノ、ベース、ドラムスの編成で。が、(何といってもボーカルのKAREN CARPENTERの美声の邪魔にならないように)音が少ないのがCARPENTERSの曲の特徴なので、KARENの歌声をピアノパートが担当している当作譜ではなおさら音の少なさを補う?意味もあり、ストリングスパートを加えました。効果抜群。
イントロは、ずっと微かなA音の上で静かに・密やかに始まります。
- F♯m/A|D/A F♯m/A|D/A E/A|A E/A|A A7|
D Asus4|A A7|D/A E/A|A|
主題の前半部分は、
A|C♯7|F♯m|A7|D|Dm G|A Bm7|Bm E|
2小節目、主調の3度上の調へ、お決まりfavorです。ほか、Dm→Gも、一瞬雰囲気が明るくなり何とも新鮮な響き。
同後半部分は、
A|C♯7|F♯m|A7|D|C♯ C♯7 F♯m|F♯m6/B|D/B E|A A7|
6小節目からサビへの接続のためポイントが切り替わりますが、6小節目のコードの変化、準my favor箇所に。そして直後のF♯m6/B、ここも一瞬曇り空からスポットライトのように陽が指す感じで、これはB音が非常に効いています(ね!)
なお、同小節はここだけ4分の2拍子になり、サビの前のタメというかブレーキをかけていよいよサビへ突入です!?
そしてサビ。何といってもこれを聴くために待っていたと言っても過言でなく、my best favor。
D E/D|C♯m|Bm E|A A7|D C♯|F♯m F♯m6/B|F♯m6/B|Bm E|A|
決して明るくはなく、しかし透明、ダイナミック、哀愁などが混然となり、何とも言えない奇跡のようなひとときを。
若くして世を去ったKARENが最も好んでいた曲だそうで、聴く度に胸を打つ名曲です。
なお、所々、僅かなリタルダンド、例えばイントロの後ろから2小節目の第4拍とか、サビの4分の2拍子になる小節の第2拍などですが、作譜上余りにテクニカルでややこしいので、省略しました(が、曲の雰囲気は損なわれていません)。
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