ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)

フォークソングではありませんが、前2投稿との共通点として、男性(主体)グループシリーズを2曲。まず、SOUTHERN  ALLSTARSのこの曲を。

1984年、作詞作曲:桑田佳祐、手元収録CDは「人気者で行こう」。作譜は、イ短調、BPM142、ピアノ、ベース、ドラムスに加え、e-ギターで。このギターのフレーズ、ほとんどベースのように音を刻むだけですが、あのサビのところにある分散和音を表現したくて採用しました。手元にはメロディーとコードだけの市販譜2種あり。

イントロは、

Am|F|G|C G/E|

を繰り返し。シンセサイザー?のピッピッピッピッ‥‥という分散和音。いきなりですが、これがmy best favor かもしれません。本格的オーディオセットを揃えて間もない頃、当初アナログレコードで買った当該アルバムの、特にこのイントロの繊細な澄み切った響きが印象に残っています。

第1主題は、

C|C/B|Am|Am/G|Dm|Dm/C|G/B|G7|

第2主題は、

Em|Am|Dm|G7|Em|Am|Dm|G7|

第1+第2のセットを2回繰り返し。第1は階段下降が2セット、C→B→A→GとD→C→B→Gで、最後はどちらもGに着地。しかしこれだけマイナーコードが多いのに妙に明るく活気が溢れています。

そして第3主題、

F|G|Em|Am|Dm|F|G7 G7/F|G7/E G7/D|

大サービスのこの主題のおかげで、盛り上がり・深み・味わいが一段と増している、と今更ながら思います。コードF、ドファラが絶妙感。そして、7~8小節は、コードG7を支えるベースがG→F→E→Dと階段下降し、おおらかなサビへ。

サビは、

Am|F|G G/F|Em|Am|Dm|Gsus4|G7|

Am|F|G G/F|Em|FM7|G|Am|Am|

5~6小節目は1~2小節目の繰り返しなのに第6小節のコードが第2小節と違うマイナーコードになっているのも捻りが効いて味わいが増加。

なお、前述のe-ギターの分散和音は7~8小節目に登場、ほぼ唯一の聴かせどころです。特にsus4の響き。でも、やはりmy  bestはイントロ。永遠の響き!?



C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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