天使のウィンク(その2)
昨日投稿したばかりですが、当該曲が手元にあるメロディーと歌詞だけの市販譜に載っていることが判明、さっそくコードの答え合わせと修正?を。
EM7とG♯m/Eのように実質同じ?ものや、G♯mとG♯/F♯のように下敷きにする音を付けるか否か、C♯ vs C♯7など細かいところは置いて、相違箇所を見ていくことに。
まず、イントロのB/F♯(2&3行目の第2小節)はG♯/F♯ではないかと。ドミソ vs ラドミ? これは明るく響いていると聴いた耳コピーを信じて修正しません。
第1主題、第3&11小節のF♯mはAではないかと。ここもイ長調のドミソ vs ラドミの、明暗対決ですが、メロディーにF♯音があり暗さが優っているような。両方の顔を立ててF♯m7(=A6)という妥協案? も考えましたが、ここはmy best favoriteのキイポイント、やはり耳コピーを信じて修正なしで。
次いで、同第7小節のEmはEではないかと。またまた明暗対決(多いです)、ここは曲を再生しながらピアノでG♯音(明)とG音(暗)を鳴らし各々の調和度? を比較、やはり原案どおりとしました。ここもmy favorなのでそう簡単には譲れないぞ!?
そして同第15小節のBsus4ですが、F♯7では、と。ここは、最初は確かF♯sus4にしていて最後まで迷ってBsus4にした箇所、やはりF♯系なのか。しかしsus4は付くだろうということで(文字通り宙ぶらりん(suspend)の聴感が強かった)、間をとって? F♯sus4に修正です。
第2主題(サビ)です。第7小節、F♯sus4はF♯7ではないかと。ここも上記と同じく宙ぶらりん感を重視して修正なしで。そして第8小節、ここは「tacet」で、と。この単語を調べると予想通り「音を出さない」とのこと。no cordか、なるほど。そうしておきましょう。
第3主題は、第7小節E/F♯はF♯ではないかと。ここはどう聴いてもE系です。しかも /F♯は必要、というのは次小節を強調すればE/Eとなり、/F♯→ /Eと下敷き音が一段下がってEに安定するその味わいを残すためです。
その第8小節のEが、またtacetではないかと。なるほど、音はありません。仕方がない、前記の理由で、頭の中でEを響かせながら tacet にしましょう。
なお全くの当方のミスで第9~12小節は次の間奏部の最初の4小節とダブっているので削除。
間奏部は、第2&6小節のB/E♭がE♭mではないかと。ドミソ vs シミソの明暗論争再び。ここはひたすら明るく行きましょう。で、原案どおり。
そして、苦心の末設定した第4小節前半のC♯7-5、この小節全体がF♯7ではとの修正案は、却下します(強引)。ただし、また当方のミスで、C♯7-5ではなくC♯m7-5です。とほほ。
なかなかたいへんです。しかし校正を繰り返すほどに曲の味わい深さが再々認識されます。
なおひとつ大事なことを忘れていましたが、全曲に渡り、ドラムのドコドコドンと並び曲調を整えている、ギター? の、 |・・・・・・タ・|・ターー・・・・|というフレーズ、これもmy favor に認定です。
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