SING
この曲は、手元収録CDの「EURO HIT PARADE vol.11」で、かつて投稿した「OLYMPIA」と前々投稿曲の「OVERNIGHT SUCCESS」に挟まれていて、この箇所、スタジオでのHI IMPACTでは快速で駆け抜け大盛り上がりするところです。
2007年、M.FARINA と G.CRIVELLENTEの作、演奏はGIPSY BABY。作譜は、イ短調、BPM150、ピアノ、e-ベース、ドラムスに加え、ボワーッとした基盤音を出すシンセサイザーを。なお、調性判定は難しく、イ短調は、イントロとサビだけで、主題部分は出だしのAmを除いてすべてメジャーコード、イ長調で記譜してもいいくらい。しかし調性を短調にしたのは、主題部分がなぜか長調の感じがしない不思議な響きなので。手練のFARINAさんの曲にしては少し変わった感じの曲です。
イントロは、
Am Am/C|G Am|Am Am/C|G Am|×4
哀愁感のある繰り返し。
第1主題は、
Am|B|D|A|Am|B|D|A|
第1&4小節、最初は単純にコードAにしていたのですが、調性判定で迷ったので聴き直してみるとAmにしても違和感がないので、イ短調に合わせる?格好でこうしました。イントロから続けて聴くとやっぱり、Amっぽいか。そして、このすっきりしたコード表記と不思議な響き。電子楽器?の飾り音や打楽器の効果音、コーラスの掛け合いも入り爽快に疾走する感じがgood。全体をmy best favoriteに。
第2主題は、
G D/A|D/A D7/A|×4
これも短いフレーズの繰り返しで、ボーカルの後にそれぞれ装飾的な旋律や掛け合いのコーラスが付いて楽しいところ。
サビは、
Am Am/C|G Am|Am Am/C|G Am|×2
イントロと同じですね。
第1主題の、A vs, Amのせめぎ合いのように、長調とも短調とも言えない不思議な響きの中で疾走する、やはり名曲です。
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