HIP TO BE SQUARE
空前絶後、悲しく素晴らしい前投稿曲とは対極的に、明るくFUNな曲を。
2010年、GIBSON、CREGG、HOPPER の作。演奏は THE BAND、オリジナルアーティストは、HUEY LEWIS AND THE NEWS。 手元収録CDは、「HAPPY FITNESS 17」。
作譜は、ホ長調、BPM157、ピアノ、e-ベース、ドラムスに加え、e-ギターの編成で。
なんとも歯切れよいリズム感と元気な男性ボーカル、そして途中、コンコンコンコン‥‥というキツツキのような乾いた打楽器がアクセント、軽快かつ重厚?に駆け抜けて行きます。
イントロは、E|Esus4 Em7|×4
サビでまたこのコード進行が戻ってきます。これに付く旋律がアフタービートも混ぜながら歯切れよく、この2小節で曲の歯切れ良さを決定づけている。Em7で明るさを少し複雑に曇らせるところも秀逸。
第1主題は、
E|A/E Esus4/D|×4
イントロ同様、2小節でまとまったコード進行が繰り返される。
第2主題は、
A|G|A G/B|E|A/F♯|E/G♯|Esus4/A|(B7)|
my best favorite! あのコンコン‥‥が加わり、e-ギターが唸る。こちらの方がサビではないかと思わせるくらい盛り上がります。前半のGコードの響きや、後半はベース音がF♯→G♯→A→Bと階段上昇するなど、素晴らしいです。最終小節のコードB7は、実音では鳴っていませんがコードを付けるならこれでしょう。
サビのコードはイントロと同じ。曲調を支えるあの2小節が再現。
実はボーカルの旋律が、それ自身ではあまり宜しくないように思われるのに、このリズム感やらなんやら総合してみると見事な出来! その意味で不思議な曲ではあります。
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