DO I MAKE YOU PROUD
スタジオ背景音楽、ひとまずこの曲で終わりです。
2006年、Tracy Ackerman、Andy Watkins、Paul Wilson の作。オリジナルアーティストは Taylor Hicks。手元収録CDは、「RADIO 》ROBICS 11」。作譜は、変イ長調、BPM152、ピアノ、e-ベース、ドラムスに加え、Vnで。
当該CDからは3曲目の投稿になりますが、2か月前に投稿した「UNFAITHFUL」から切れ目なしに続きます。曲調は UNFAITHFUL とは対照的に明るく力強いものですが、両曲とも間奏部分が似ており、その対比を楽しめます。
まずイントロ。間奏部でも繰り返されます。
B♭m|B♭m|B♭m|B♭m|×2
タッタッッタッタ|タッッタッタッタ|‥‥と刻む哀愁メロディーが印象的。因みに、UNFAITHFULの間奏は、同じような楽器使用・哀愁感で、タッタタッタッタ|ッタタッタタタタ|‥‥と、この2曲がペアで作られたかのような。
なお、このシンプルなイントロ&間奏は、僅差でサビを抑え my best favorite とします。
第1主題は、
D♭|D♭|G♭|A♭|D♭|D♭|G♭|A♭|
一転、穏やかなメロディー、ポロンポロンとピアノの単音が2分音符で添えられます。
第2主題は、
B♭m|Fm/A♭|G♭|G♭|A♭|A♭|A♭|A♭|
まだ穏やか。後半はA♭が続き、動きが止まってしまったかのよう。
この後、第1主題と、第2主題の前3小節が繰り返されますが、リズム楽器の強い演奏が加わり、第2主題の後5小節に代わり、
G♭ A♭|B♭m|Fm/A♭|G♭|A♭|
が、次第にドラムスの刻みが速くなりサビへ突入します。
サビは、
D♭|D♭|A♭|A♭|E♭m|E♭m|G♭|A♭7|×2
ここで、今までの穏やかなメロディーが急流に変わり、いかにもサビ! です。明るく元気いっぱい、CDの前の曲の悲しさ100%と対照的、その対比が素晴らしい。でも、僅差でsecond favorite です。
やはり、明暗・哀楽、このコントラストで、当該曲もいっそう印象的になっているのでしょう。当該CDには、投稿候補に挙げていませんでしたが、まだまだ素晴らしい曲がほかにもあります。次の機会に選んでみたいと思います。
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