お久しぶりね
同じく女性ボーカル曲で曲感が似ている前投稿とセットで作譜しました。調性も同じホ短調。が、こちらの方が「湿って」います。1983年7月、杉本真人の作詞作曲。BPM130、ピアノとドラムスの編成。手元収録CDは「プレミアム◆ベスト」。なお、この曲も主旋律とコードだけの市販譜に載っています。
小柳ルミ子が唄う、哀愁・湿り気たっぷりですが、こちらもアップテンポで不思議にどこかこざっぱりと小気味がいいです。
まずイントロが秀逸。いきなり哀愁の嵐が。コードは、
Em Am|D7 G|C Am|F♯m7-5 A♯dim|B7-9
そしてサビもまたgood! 「それじゃあさよなら‥‥」の箇所、8分音符をタイで繋がずにずらりと並べ、細かく旋律を刻む独特の雰囲気。歌詞のあてがわれていない箇所もピアノが引き継いで8分音符が並べられ、あのMOZARTの「魔笛」の夜の女王のアリアのように、唄うには難所だと思われます。因みにコードは、
Em|Am|B7|Em|Em|Am|C|B7sus4|B7
マイナーコードの連続、哀愁てんこ盛り。
もうひとつ、地味ながら第2主題の冒頭、「お茶~だけ~のつも~りが」。不思議に心に染み入る箇所です。
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