ハワイ行(2017/9/13~9/20)備忘録

10年ぶりの海外旅行です。年1回、音楽鑑賞でウィーン(および近隣各地)を毎年訪問していた熱も冷めて、あとはELTON  JOHNのライブを英国に見に行こうか(英国でなくても世界中で実施されている模様)と思っていたところ、一昨年大阪に来てくれ、バンドをバックに主要曲を十分に堪能しましたのでその必要もなくなり、海外へ行こうというテンションもなくなっていました。

今回は親戚の結婚式がハワイであり、諸事情から列席することに。

一行は高齢者多く、私ももう長時間座席に座るのはどうも(といっても欧州便の3分の2くらいの時間ですが)ということで、初めてビジネスクラスに乗りました。もっとも、夜遅く出発して夕食が出て、すぐに夜が明け到着前にまた朝食が。ということでせっかくのフルフラットシートで余り眠れませんでした。

ホノルルは無風高温多湿で、これは、年中吹いている北東風(trade  wind)がこのところ止んでいるためで異常気象とのことでした。到着日から3日間はセレモニーのリハーサルなど準備があり、その間の我々の宿がここ。

ハワイは熱帯にある自然豊かな島なのですが、ホノルルはワイキキビーチ沿いの狭いエリアに超高層豪華ホテルが立ち並び、大自然の中なのに快適な生活が送れて、高温多湿には参りましたが、山派の小生も意外に満足しました!? 普段は1日じゅう風が吹き抜けてもっと快適なんだそうです。

昼間は暑いので宿の中または隣接するプールサイドで過ごし、2日目の夕刻にダイヤモンドヘッド(の麓)へ、3日目の夕刻はダウンタウンを訪問。下はかつてのハワイ王国カメハメハ大王の像です。

教会での結婚式と別の宿でのパーティーの翌日、ハワイ島に渡り、メインの目的であるボルケーノ国立公園へ。写真は広大なキラウエアカルデラの中にあるハレマウマウ火口です。

宿はカルデラの縁に建ち、夜になるとレストランやロビーの窓越しに先ほど見たハレマウマウの噴火の明かりが望めました。

翌日は人工物が何もない広大な溶岩台地を海岸線まで往復、豪雨の中東海岸にある島の中心都市ヒロへ出て、標高4000メートルを超すマウナケア、マウナロアの高峰の間に新設されたダニエル.K.イノウエ ハイウエイを駆け抜けて、北岸の景勝地ワイピオ渓谷に立ち寄り、再び出発地のコナ空港から夜の便でホノルルに戻りました。そして翌日帰国。

ホノルルのビーチも、ハワイ島の火山も素晴らしかったけれど、何故か一番印象に残ったのは、ハワイ島のヒロ市内で道がわからなくなり給油も兼ねてガソリンスタンドで道を尋ねたときです。セルフ式給油機の使い方からハイウエイへの行き方まで、自己責任の国アメリカにもかかわらず? 丁寧に教えてくれました。それまでは観光スポットばかり通過して世界中の裕福な?観光客ばかりでしたが、そこは地元客が入れ替わり給油に来ては軽食・飲料などを買って帰り、いかにもアメリカの普通の田舎町の風景が。ワイピオの後、空港に戻る途中、ほぼ唯一の町であるワイメアのマクドナルドで遅い昼食をを食べたときも、やはり地元の家族連れや高校生などがハンバーガーを頬張っていて、ごく普通の暮らしぶりがうかがえました。

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語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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