「考える」について
大仰な表題に反し、高校時代のなぜか記憶に残っているエピソードです。
一つめは、当時、日本の最高学府といわれる大学に、その高校から初めて合格した生徒への体験談、あるいはインタビューが何かの媒体(学校新聞的なものだったと)に掲載されました。その中で、一番好きな言葉、あるいはモットーは何かという質問に、
「幸福な人はものを考えない」です。これは非常に意味の深い言葉だと思う。
とのことでした。
二つめは、数学が苦手だったので、数学のよくできる(学年でトップクラスの)同級生に、どうしたらそんなに簡単に問題が解けるのか、どんなふうに考えるのか、と訊いてみたところ、
解答が丸ごと頭の中にすっと浮かぶ
とのこと。
このことから、普通は、だから〇〇だ(と思う)、と持っていくのが、本記のような文章の終わり方ですが‥‥それはありません。が、なぜか強く記憶に残っています。
ただ、二つめ、それを聞いたときに絶望的な気分になったことは確かでしたが。
0コメント