おどるポンポコリン

  

次は少し力を抜いて?この曲を。1990年~意外に古い曲だな~、作詞:さくらももこ、作・編曲:織田哲郎、唄:B.B.クィーンズ。手元はシングルCD。作譜は、ホ長調、BPM142、ピアノ、e-ベース、ドラムス、マリンバの編成で。作譜の際、ピアノトリオを基本にその曲の雰囲気を再現するのに適したspecial楽器1種を選定していますが、さてこのマリンバ、第2主題のトレモロを再現したくて採用決定です。なお、当該曲のコード進行が、王道を行く揺るぎないものとして、プロ筋から称賛されていると聞いたことがあり、なるほどただの子供向けアニメのテーマソングではないと。

イントロは、

E|E|C♯m|C♯m|A|B|E|E B|

これはサビの繰り返し部と同じですが、ドミソ→ラドミ→ファラド→ソシレ→ドミソと、これがオーソドックス・王道のコード進行なのか!?

第1主題は、

E|C♯m|A|B|E|C♯m|A|B|

いや、こちらこそ王道では。ドミソ→ラドミ→ファラド→ソシレと、8→4小節と濃縮しエッセンスを抽出!?

第2主題は、

A|A|E|E G♯m/D♯|C♯m|C♯m|B7|B7|

今度はファラドから始まりドミソ→ラドミ→ソシレですが、4小節目の4拍目に入るマイナーコードのシミソ、これが効いてます。ベース音ではド→ラへ2段落ちる途中に「シ」を入れて下りやすくしている。そして、特別招待?のマリンバのトレモロでの聴かせどころ、もちろんド→シ→ラもきっちり支えています。で、my  best  favor はここの特に第1~4小節に。

サビは、E|E|C♯m|C♯m|A|F♯m|B7sus4|B7|

繰り返しは既出のイントロ参照。例によって、サビの評価は厳しいです。王道の進行が繰り返されますが、第1、2主題で十分?


虚心坦懐に曲そのものを聞いてみれば、その良さが滲み出てくる、という好例のような曲。


C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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