混合ミルク
先日の少食についての投稿で触れた船瀬氏の著書の中に、牛乳が体に良くない旨の記載があり(船瀬俊介著「できる男は超少食」)、その項で、日本人が本格的に牛乳を飲むようになったのは、戦後学校給食に導入された脱脂粉乳からで、当時それを飲んで非常に不味かったと述べられています。これには、ああやっぱりか、と深く共感。
私の好き嫌いの(嫌いな方の)原点がこれ(学校給食のミルク。当時は混合ミルクと言っていたと思いますが)で、それ以来敬遠したいものの筆頭になっています。不味いうえに、給食なので基本的に残すわけにはいかず、思案の末、飲むときに級友に笑かしてもらってこぼす(=飲まずにすませる)という方法まで実行したくらいで、もちろん先生からは注意されましたが。
以来、他のどんなものを口に入れても、この不味さと比べれば不味いものなどないと思われ、以後好き嫌い(の嫌いなもの)がほぼない、という唯一点において、貢献していますが。
しかし、栄養価が高い(と称される)牛乳なので、我慢して無理にでも飲むと実際にお腹を下すこともあり、これまた先日書いた対アルコール反応ではありませんが、名実ともにこの食品は合わないのだと再認識。
その一方では、カルシウムが不足すると脅かされ、代替としてヨーグルトやチーズを(ある程度無理して)採っていますが、最近は牛乳に限らず乳製品全般が宜しくないとの説もあるようで(もちろん、諸事情を考えると、この説が表だって認められることはないでしょうが)、これまでのような乳製品苦行は不要かもしれないと、私的にはようやく安堵感を得られるようになってきています。
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