HOUSE MAIN THEME

少し間が空きましたが、MY  FAVORITE  MUSIC再開です。

もう40年近く前の映画、HOUSEのメインテーマ。少女たちが夏の旅行で訪れた田舎の古い屋敷。実は、その家は死んだ女主人の化身? で、少女たちが次々にその家に食べられてしまうという恐怖映画ですが、恐ろしくもどこか懐かしい印象を与えるのは、映画の中で様々なアレンジで登場する、このシンプルながら静かな夕焼けのように美しいメロディーのためでしょう。作:小林亜星。

ト長調、BPM135。ピアノ、ベース、ドラムスの編成で。

例の如く個人的に気に入っている箇所は、3小節目と5小節目のコードがCで、ふわっと明るいドファラの響き。そして、7小節目のミのコードのA、1音だけのドッペルドミナントの印象的な響きが。また、その主題を繰り返して、14小節目がコードEの響きになるところ、短い珠玉のメロディーのハイライト部分だと思います。


なお、あらためてレコードを聴いてみましたが、このメロディーをいろいろアレンジした曲が入っていて、コードやメロディーまでも少しずつ違っているようです。作譜の原曲としたものと作譜もコードが違っている箇所があります。が、あくまで私的な愉しみとして、こちら(作譜)の方がしっくりと良いなと。一方、テンポを落としたストリングスでゆったりと再現するのも、またしみじみと別の魅力が溢れると思われます。別バージョンとして作譜化を!

C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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