I WANNA BE WITH YOU

1972年、作詞・作曲:ERIC  CARMEN、演奏:RASPBERRIES。手元CDは、「RASPBERRIES  BEST  featuring  ERIC  CARMEN」。作譜は、ホ長調、BPM136、ピアノ、e-ベース、ドラムス、e-ギターの編成で。

懐かしい外国曲が続きます。4か月前に投稿した「ALL  BY  MYSELF」と同じ作者の曲(と、今更ながら気付く)。曲調は正反対ですが、やはり my  favor  アンテナには引っかかってきます。

イントロは、

E|C#m/E|A/E|Bsus4/E|

すべてEをベース音にしているのは、いきなりド派手なe-ギターに引きずられて?

第1主題は、

E|G#m C#m|A|C#m G#m|A G#m|F#m B7|

メジャーコード、マイナーコード錯綜し、なかなかいい調子の出だし。

第2主題は、

E|C#m|A|B7|E|C#m|A|B7|

ドミソ、ラドミ、ファラド、ソシレ と、教科書通りのコード進行。しかし、イントロと同型なのはサビ的意味があるのか。

第3主題は、

E|Eaug|AM7|Eaug/A|E C#m|AM7 B7|

俄然よくなる。1~3小節の、ソ→ソ#→ラ→ソ#半音階段進行が絶妙。augもそうですが、M7も素晴しい。しかし、ここは my  second  favor です。

そして歌詞2番の繰り返しの後、コーダ?が来る。

C#|F#|B|E|D|F#m|G#|A B|

my  best  favor! すばらしい!

この変幻自在のコード進行、やはり ERIC  CARMEN です。C#は主調の並行短調の長調化、Dは長2度下、そしてその後はF#→G#→A→Bと階段上昇して主調に戻る‥‥、なあるほど。

しかし、コードはともかく、1~6小節でボーカルと伴奏が次第にじわじわとずれ、仕方なく7小節目で半拍分だけ調整のための小節を挿入してずれをなくすという前代未聞の技を。ボーカルではなく伴奏がずれ(遅れ)ているように聴こえます。が、このずれも不思議と曲の魅力のように思われる。


この曲も、中学在学時にリアルタイムで流れておりました。例によって、訥々と英語の歌詞を和訳し、wanna = want  to なんだなと、真面目に俗語の習得を!?






















C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

0コメント

  • 1000 / 1000