てぃーんず ぶるーす
前々投稿同様、CDほか記録媒体が手元にありません。自分の記憶の中での名曲‥‥ですが、今やインターネットという名の魔法の箱を開けると、聴けます・見れます。いい曲です。‥‥で、結局買ってしまいました(これもクリックで。あっという間です。凄い時代になった‥‥)。→手元CDは、「ゴールデン☆ベスト 原田真二 OUR SONG」。
1977年10月、作詞:松本隆、作曲:原田真二、もちろん唄は原田真二。なお、手元にはピアノソロ用の市販譜がありました。ニ長調、BPM126、ゆっくりと詰りながらも弾いてみて、やはりいい曲です。
イントロは短く、第1主題と同じなので、まず第1主題のコードを。
D|D|E7|E7|Em7|A7|D|Em A7|
タターター‥‥というアフタービートの効いたリズムが心地よく。やはり3~4小節目のドッペルドミナントにmy favorが反応。さらにその後にE7→Em7と展開する、E音に絡んでの長調→(長)短調の何とも言えない味わいが。なお、出だしはA♯音なので、ここのコードはDM7なのでは‥‥と素人的疑問は置いておいて。
なお、・タ・タ・タ・タとアフタービートで、1段(長2度)ずつ階段を駆け上がる特徴的なフレーズが(イントロも含め)出てきますが、後述の伏線に。
第2主題は、
Am7|D|GM7|Bm7|Am7|D|B7sus4|B7|
ゆったりとしたリズムに変わり、GM7の不協和音的なところや、susコードなどが(少し)印象的。
さて問題は、この後の部分、
ー|ー|Em7/A|A7|
最初の2小節分はノーコード表示? そしてこれは第2主題の続きなのか、短いサビなのか。特に最初の2小節、7度階段を駆け上がるところ、第1主題の最後に記した伏線からここに繋がっている模様。この階段登り、ピアノ左手も右手とユニゾンになっていて、やはり印象深いフレーズ。で、やはりこれはサビなのかな。
そして、my best favoriteは、曲のending部分。「愛に背中向ける伏目勝ちのジェイムスディーン」の歌詞もさることながら、その後、
F♯m7 F7|Em7 A7|G C|D|C/D|D|C/D|D|
このハーモニーの展開、goodです。特に最初の2小節、フィーリングではE→E♭→D→A♯と半音ずつ降下し、その後も→B→G→Fとさらに降下、最後はCとDの繰り返し(DはCのドッペルドミナント)。実は、この譜面の後、CDでは一旦終わったような後にまたinstrumentalで第1主題のコードのハーモニーが再現されフェードアウト‥‥という余韻に浸れます。bravo!
0コメント