異 邦 人
このところ、前投稿の2曲、特にFIRST LOVEは、右手の高難度和音の連続に本当にこれが弾けたのか半信半疑で練習しているうちに、あらためてその素晴らしさを再認識??
‥‥と、間が空いてしまいましたが、自演奏曲も投稿予定は残り3曲。まず掲題から。
久保田早紀の自作自演。1979年の曲‥‥やはり古いか‥‥。ピアノ譜はト短調(オリジナルはヘ短調)、BPM104。短調の曲だが何故か淡々とした爽やかさに溢れるのは、歌詞から想像される、(多分)中央アジア、シルクロード沿いの街の風景の、時間を超越したような乾いた明るさゆえではないかと。調性はともかく、異国情緒漂うメロディーの流れが秀逸で、聴いた瞬間に、favorite! の代表例みたいな曲です。
BEST FAVOR箇所は、「‥‥あなたにこの指が届くと信じていた~~」の最後の「た~~」、コードがGsus4→Gと変わるところ、急に雲が切れて眩しい陽光がさっと差す印象。そのほか、音符の跳躍部分、例えば「‥‥鳥や雲や夢までも‥‥」の「夢」で、ゆ(F♯)→め(D)への跳躍、また「‥‥過去からの旅人を‥‥」の「人」で、び(E)→と(D)への跳躍など。
例によって、これも本当に久しぶりに弾いてみると、全体に初級者向けの譜面なのか、左手はコードをベーシックに再現。そして、歌いやすい旋律は(頭に残っていて)弾きやすいということでもあるのか、前曲の高難度FIRST LOVEとは対照的。それでも、原曲の淡々とした爽やかさは十分に出ています。なお、前記の跳躍部分の2例目、跳ねた後のコードCm6、あらためてFAVORITE!!
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