あ な た
前投稿の異邦人で、(自演奏的には)ほっと一息。‥‥が、また高難度曲です。
小坂明子の自作自演。1973年(‥‥また一段と古い‥‥)の第4回世界歌謡祭最優秀グランプリ曲とのことです。
ピアノ譜は、ハ長調、BPM72。これも、シングルレコードで聴き馴染んだ方(派手な方?)に前奏部を書き直しました。
ピンポイントFAVORは、「‥‥小さな家を建てたでしょう‥‥」の「さな」(Em7-5)→「いえ」(A7)→「を」(Dm)の箇所です。また、サビの前半、「真っ赤なバラと白いパンジー‥‥」のコード進行、C→Em→Amも、お決まりの?展開ながら堂々たる感じがなかなかgood。
これも最初に練習した時はかなり難しかったのですが、今あらためて弾いてみると(これも何年ぶりか非常に久しぶり)、左手は概ねアルペジオが続き、右手も馴染んだメロディーなので、前回投稿の異邦人同様、予想外に弾けました!? かつての難所の記憶が残っているサビの部分の右手も、これまでの鍛錬の賜物か、当時ほどの難しさはなく。
実はこの曲、高校受験直前の頃に流行ったので、受験勉強の傍らのラジオの深夜放送で毎晩聴いていました。その番組は、その日のリスナーのリクエスト順に順位を付けて降順で曲をかけていたため、だいたい後の方、午前1~2時頃、順位がトップの日は放送終了直前の3時前くらいになることも。この曲を聴いてから寝る、というのが習慣になっていたような。
因みに、シングル盤レコードにある譜ではニ長調ですが、再生してみると半音低いようです(プレーヤーが狂っているのかよくわかりませんが)。それより、45回転でplayするのはこちらも久しぶりで、LPの33回転より音は良く、しかもナチュラルなこと再認識。余談ですが、最近のニュースで、アナログレコードのかけ方を知らない若者がいると伝えていて、えっっ‥‥。
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