I STAND FOR LOVE
さて、スタジオ背景音楽で、音源がカセットテープの時代のものもあり、その中から2曲選んでみます。といっても、後日オーディオプロセッサー?でPCに取り込んでデジタル化できましたので、手元のカセットデッキが壊れて再生不能になった今でも聴けます。
まずこの曲。検索しても詳細不明で、カセットテープ(「AEROBICS POWER★MIX vol.14」)のデータでは、作曲:M.BABBITT、アーティストはCYNDI WALLMAN。テープ自体は1991年の発売。としか、わかりません。
余談ですが、テープ片面45分間がノンストップになっているため片面全部が1曲としてデジタル化されたのでパソコン画面上の時間経過表示が粗く、耳コピーのため特定のフレーズをピンポイントで探すのが結構難しい(45分の表示線上で数秒部分を探すマウス操作、すぐに離れた部分に跳んでしまう)。多分この曲だけを切り取る編集操作ができるのだろうとは思いますが。
作譜は、本投稿のために速攻で。ホ長調、BPM148、ピアノ、ベース、ドラムスの編成で。
シンプルなコード構成に、力強い女性ボーカルが乗り快速で過ぎてゆく、爽快な曲です。
イントロは
E|D A|
が基本でこれが8回繰り返される。シンプルの極限ですが嵌ってしまう。このE→Dは、あの
2度の下降、お決まりの、です。
第1主題は、
E|D|A D|E|×2
イントロと似たコードの流れ、なかなかいいです。
第2主題は、
G|A|E|E|G|A|B|B|
一転Gコードは、主調の3度上、これもお決まりのmy favorパターン。宜しいです。
サビは、
E|A/E E|E/C♯ E/B|A/F♯ B/G♯ B7|×2
何か複雑なコードのようですが、ベースの音を頼りに。そして、ドミソミドミソミ‥‥というふうにアルペジオ的に16分音符で細かく上下を刻む装飾パート(楽器は不明)、これがmy best favorです。高音域のため耳コピーには自信ありません。ので、シンプルにドミソミ‥‥。
そしてending?は、
F♯m G♯m|A G♯m|F♯m G♯m|A B7|(E)
最後の(E)は、間奏としてイントロのフレーズが出てきます。
スネアドラムの登場も少なく(フィルイン部分くらいか)、バスドラムとベースの低音に、ボーカル&コーラスの女声、そしてあの高音のドミソミ‥‥と、高低音のエリアがはっきり・すっきりと。そして、ベースは、付点8分音符+16分休符を基本にして一瞬音が途切れる作譜にすると、歯切れ良いリズム感が出て、なかなかだなあ、と自画自賛です。
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