YOU BLOW HOT AND COLD

オリジナル音源がカセットテープのものをもう1曲。前投稿と同じシリーズの「AEROBICS  POWER  MIX  vol.16」、発売は1992年。当該曲については詳細は分からず、カセットテープのデータでは、S.McCutchenとTracy  Ackerrmanの作、アーティストはTracy  Ackerrman。

PCに取り込んで再生してみると‥‥4分の1音ずれてます。変ホ長調とホ長調の中間、で、臨時記号の少ない変ホ長調を採用。ピアノ、ベース、ドラムスで、サクッと作譜しました。

例によってサイレントピアノで4分の1音上げて音源とシンクロさせ、音程を確認。面倒と言えば面倒ですが、ピアノの電子音はボリューム調節可能なので近隣への配慮にはなります。

前投稿曲同様、歯切れ良いリズム(スタジオ音楽なので当然)に力強い女性ボーカルが乗る、シンプルだが極めて軽快な曲です。

イントロは、超シンプル、

E♭|E♭|E♭/D♭|E♭/D♭|×繰り返し

ベース音をD♭にするところ、印象的です。(主調の短2度下、肝です)

主題その1は、

E♭|E♭|E♭/D♭|E♭/D♭|A♭m/B|Fm7|A♭|A♭m/B|×2

イントロと同じコード進行で始まり、5小節以降マイナーコードが混ざり複雑な響きになるところ、my  best  favorに。最初Fm7とA♭を逆にしていて、何か違うなあと試行錯誤の結果こうなりました。

主題その2は短いけれど、

Fm7|E♭/G|A♭|B♭7|

ベース音がF→G→A♭→B♭と素直に上昇、サビに向かって盛り上げるところ。

サビは、

E♭|E♭|E♭/D♭|E♭/D♭|×2

E♭sus4/C|E♭sus4/C|A♭m/B|A♭m/B|

ここもイントロのコードを引き継いでますが、2段目でだんだんとマイナーな響きに変わるところもgood。表示は複雑ですが、基本的にドファ(ソ)ラ→ドファラ♭です。

前投稿曲と共通に言えるのは、女声ボーカルの力強さと半音ずつの音程で表しきれない微妙な変化(日本の演歌のこぶしのような)が、ドラムスほかアップテンポの低音のリズムに拮抗して躍動感を増しているところでしょうか。





C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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