夏が来た!

これからしばらく、手元音源がアナログレコード、特にEPレコードのものを順次投稿していきます。件の、PCに取り込んで‥‥の手法で。そして、これは便利と思ったのが、レコードプレーヤーに回転数調節機能があり、調性が狂っている音源をきっちりした調性に調整できること。この曲はきっちりしていましたが、後ほど投稿する曲で、この機能を使うことで、例のサイレントピアノのピッチコントロールに頼らなくて済みました。音源自体を調整することで、従来の方法による場合にPCで作譜した音程(正確に△△長調)と、音源(=サイレントピアノ)の音程がずれたまま、という不便も解消され、調整後の(正確な)音程に統一される。

1976年、作詞・作曲:穂口雄右。CANDIESの曲なので?CDでベスト版を買ったはず‥‥ありませんでした。実は手元にあるLPレコードのベスト版にも収録されていないので購入したEPレコード、久しぶりにターンテーブルの中心にドーナツの穴を埋める器具(一応名前はあるのでしょう)をセットしPLAY&REC。

作譜は、ニ長調、BPM166、ピアノ、ベース、ドラムスに加え、あの細かく跳ね回る旋律を再現したくてe-ギターを。

イントロは、

D|D|Bm|Bm|G|A|D|D|

第1小節に入る前?に、もう、あのe-ギターの跳ね回りが!

第1主題は、

D|D|Bm|Bm|G6|G6|A7|A7|

G|D|Bm|F♯m|G|A|G|D|D|

サビ(らしくなく、主題的)は、

Bm|F♯m|Bm|G|E7|E7|A7|A7|

サビの後にもまだ続く。第2主題は、第1後半の変形で、

G|D|Bm|F♯m|G|G6|G|D|D|

さらに間奏部。

Bm|F♯m|Bm|F♯m|G|A7|D|D|

底抜けに明るい曲調になって然るべきはずですが、そして現にメジャーコード満載ですが、何故か陰りの多い抑えた調子に聞こえるのは不思議です。

その中でmy  favorite は、コードG(ドファラ)に絡むところ。bestは、間奏部の第5小節で、ここはe-ギターが一段と上へ突き抜ける。第1主題のG6などもgood、シックスが付いて陰り感いっぱい! なお、サビのG→E7、ここはドッペルドミナントで、best  favor にしようかと迷ったのですが、間奏部のe-ギターの突き抜けが、文字通り断トツ(=断然突?)。


個人的に曲から思い浮かぶのは、日本海側のマイナービーチ。盛夏なのに人影少なく、少し寂し気な浜辺です。しかしもう45年も前の曲なのか。

C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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