OLYMPIA

本稿を書くためにチェックしていて意外なことが判明しました。この曲の手元の収録(業務用)CDは、EURO  HIT  PARADE  vol.1と、HI-LOW  combo  mix  vol.13で、演奏がいずれもBARBIE  YOUNGですが、作曲は、前者ではMIKE、SIGURD  JOHANSSON、後者ではJOHANSSON、MIKE、SIGURDとなっています。今まで気づかなかったのですが、本カテゴリーの2つ前に登場したKUNG  FU  BEATと同一作者です。なるほど、MY  FAVORな曲の作者は結構共通している(との全く勝手な感想)。そして、ファーストネームとセカンドネームの感じから、作者は、MIKE JOHANSSONと、SIGURD JOHANSSONの兄弟? ではないか(と全く勝手な想像)。


くだらない前置きでしたが、曲はシンプルながら馴染みやすいメロディーです。

作譜は、ロ短調、BPM149、ピアノ、ベース、ドラムスの編成で。

まず素晴らしいのがイントロで、この中の「レファレシ♭」が、何故か非常に印象的、哀愁感たっぷり。さらにこれとシンクロして、旋律がすでに人声によって導入される。これは第2主題でもあるのですが。

そして第1主題は、第1、2、5、6小節が男性ボーカル、第3、4、7,8小節が女性ボーカルで、淡々とした掛け合いですが、この後に続くさきほどの第2主題とともに次第に盛り上がる。なお、第2主題の最後(サビの直前)部分はF♯で、この後のロ長調の明るいサビに繋がる重要なコード。

サビは、ドミソはじめ何ともシンプルな旋律のようですが、5~6小節目の「ラーーラドシラソ|ラーーー」の箇所、best  favorにしておきます。1~4小節までのコードはずっとBで、この箇所では、G♯m|E。盛り上がりの頂点がマイナーコード! そして各小節の頭の「ラ」に人声のアクセントが置かれ何ともgood!

なお、終わりの方の歌詞で女性ボーカルが、小節の2~3拍目で「・・ナンバーワン・・」と叫び、その4拍目で上記サビの前置き(0小節目)の「ソー」が入るところ(そのナンバーワンというタイミング?)、また、同じ女性ボーカルがサビの旋律をはずれ突如コーラス的に歌う?箇所など、随所にウーン‥と感動するところが散りばめられてます。


C5552's Ownd

語り得ぬものについては沈黙せざるを得ない

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